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自己受容と自己肯定、日本ハム 優勝 おめでとう

2016/09/29

プロ野球も大詰めになってきました。今年も数多くのドラマがあり、CS、日本シリーズと面白くなってきているなあと思っている今日このごろです。さてシリーズも終盤にさしかかり、数多くの引退選手の報道がありました。阪神タイガースの福原選手、鶴岡選手長い間お疲れ様でした。弱い弱いベイスターズを支えてきた三浦選手、お疲れ様でした(ベイスターズファンの方、すいません)。ロッテのサブロー選手、お疲れ様でした。もっともっといっぱい言いたいのですが、置いておきましょう。さてセパ両リーグの試合を見ていた私は、広島東洋カープと日本ハムファイターズがなんとなく高校野球の歴史にきざまれたあの「PL学園対取手二高」を見ているようでなりません(たぶん僕だけかな〜)。

どちらの球団にも存在するのは黒田博樹と大谷翔平という絶対的エース、緒方、栗山両監督を中心にした共同体感覚のあるチームではあるのですが、どうも雰囲気的に、一方はスパルタ、一方はのびのびという雰囲気に見えたのは私だけでしょうか(やっぱり僕だけかな〜)。優勝決定したときの喜び方が全く違いましたもんね。まあ一方は4年、一方は25年ですからね。

さて本日の課題は「自己受容と自己肯定」とさせて頂きます。よく似た言葉ですが、全く違います。

自己受容とは簡単に言うと”ありのまま自分で生きること”です。ありのままの自分を受け入れ、その通りに生きることです。一方、自己肯定とは、『できない自分』を認めるかどうかです。自己肯定の場合、できないであろうことも『私にはできるんだ!絶対できるはずだ!』と言い聞かせ暗示をかけますが、自己受容は『今の私にはできない。だからどういう対応をしようか考えよう』というアプローチです。

言い換えれば、自己受容は『自分が変えられるものと変えられないものを区別すること』でもあるのです。そういう点では、基本的な考え方は”課題の分離”と同じです。過去や他人は変えようがないように、この世には変えられるものと変えられないものがあります。これを明確に区別することで、できない自分を認めることにもつながり、自己受容がより明確にできることでしょう。でも覚えておいてほしいのは、未来はいくらでも変更可能であると言う事です。そして未来を変えることができるのは、自分だけです。ほかに誰もいません。

痛みを診る医師である私にとっては、痛みを有する患者さんは、「痛みに苦しむ」というより「痛みと共に生きる勇気の無さに苦しんでいる」というように捉えています。お腹が痛くて学校に行けない子供達、腰や首が痛くて仕事に行けない方々、しかし、ゲームや遊びはOK。でも彼や彼女たちは嘘をついているわけではありません。「自分を受け入れる勇気」「痛みと共に生きる勇気」がないだけではないでしょうか。一日もはやく、「失った自分自身を取り戻す勇気」を手に入れてください。こればかりは、自分自身にしかできません。

それとよく、「娘や息子が、主人や奥さん、ご両親がよく怒るんです」「機嫌が悪いんです」「イライラするんです」との相談を受けます。これも同じ事なんです。物事がうまく行っていないときに怒るのは、怒りという物以外の表現方法を知らないからです。怒りたくて怒っている訳では無く、ありのままの自分が受け入れられず、怒りという表現しか手元にないからではないでしょうか。まずは「自分を好きになる事」「その上で、他の表現方法を身につける事」だと思います。

次回は劣等感と劣等コンプレックスについて書きたかったのですが、なんともいいネタがありません。ですので、次回は黒田博樹と他者貢献について書きたいと思います。いましばらく野球漫談にもおつきあいください。

 

9月29日:DEAN VS ヤクルト:ハマの番長、ガンバレ。