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心理学から見た野球とラーメンについて(番外編)

2016/11/21

まったくもって意味不明の題材ですが、番外編としてお付き合いください。

最近、クリニックの近くにちょっと興味あるラーメン屋さんを見つけました。残念ながら店舗名等は個人情報や個人の主観もあり書けませんが、興味ある方は直接私に聞くか、自力でお探しください。さて、いつものように話しは野球ーラーメンー心理学の順で始めたいと思います。

私がもっとも尊敬する名監督の野村克也さんはよく現役選手に「髭を剃れ」「髪を染めるな」と言われています。私も全くの同意見で、当たり前のことだと思っています。野村さんはそれを「社会人としての常識」と言われていますが、私は少し違って「別の事で目立とうとする必要は無い」からだと思っています。目立つことは別に悪い事ではありません。プロスポーツ選手はプレーで人を魅惑させる、目立つべきなのに、なぜその奇抜な姿で目立とうとするのでしょうか。ひどい例なら年々タトウーが増えていく方もおられますよね。なぜなんでしょう。理由は簡単です。プレーだけでは目立てないからではないでしょうか。こう言う私も大学病院の勤務医で激務をこなしているとき、いつも汚い白衣に髭、ぼさぼさの頭だった事を記憶しています。今思えば周囲の人に「私は忙しいんだ」「こんなにも疲れているんだ」「こんなになるまでがんばっているんだ」とアピールしたかったのでしょう。今だから言えますが、恥ずかしい限りの過去だと思っています。私はこの2つは心理的に同じ事だと思っています

話をラーメン屋さんに戻します。ちなみに私はラーメン通でもなんでもなく、ただのラーメン好きです。私は人はもっとシンプルに生きるべきだと思っており、服も食べ物もできるだけシンプルな物が好きです。さて、ずいぶん前ですが料理の鉄人と言うテレビ番組に出られていた方のお店に行ったことがあります(場所はひみつです)。そのとき料理の味はさておき、「不必要にお皿が派手に大きかったり」「無意味に金箔がふってあったり」「金箔入りの酒を勧められたり」していたことを覚えています。その頃はアドラー心理学を知らなかったため、「こんなん好きな人もおるんやな」くらいしか思っていませんでしたが、今ならはっきりと「目立ちたかったんだな」と言えるでしょう。また、神戸にもラーメン屋はたくさんあります。味も含めて、物の価値観とは主観的なものなので、個人的見解だけで何とも言えませんが、私は「美味しいのに妙に塩辛かったり」「美味しいのに不必要に背脂やコラーゲンがいっぱいだったり」「むちゃくちゃ大盛りだったり」「チャーシューの脂身がきつかったり」・・・(好きな人には申し訳ありません)というのが印象でした。これって、なぜなのでしょう。私はラーメンはスープと麺ですべてが決まると思っています。他の具材はあくまで引き立て役ではないでしょうか。しかしスープと麺だけではどうしても目立てない。自信が無いから、「なんとか目立ちたい」ための行動、いわゆる「注目喚起の欲求」だと言うのが私の考えです(マシマシが好きな人はすいません)。ラーメンの味に自信があるのなら別の事で目立とうとする必要は無いのではないでしょうか。

抽象度が上がれば、料理もスポーツも同じような視点で見れると思いませんか。Simple is bestです.

心理的に見た人の問題行動には5つの段階があります。「賞賛の欲求」「注目喚起の欲求」「権力争い」「復讐」「無能の証明」の5段階です。。ちなみに最初の2つは別に問題と言うべき物ではありません。アドラー心理学は子供の教育という視点から発展していった非常に現実的な心理医学です。子供達だけでなく、日本中のいろんな事に苦しむ人達が、いつか勇気をとり戻せる日が来ることを切に願います。

普段と違い、過剰に弾けているお子さんがおられたら、それは活発なだけではありません。「目立とうとしている」と言う事を忘れないでください。