漢方内科

漢方質問

漢方質問

漢方薬と西洋薬の違いって何ですか?

西洋医学は解剖学、病理学、画像診断学、臨床検査医学に基づいた治療法であるため、病名が決まらない限り、治療法は決まりません。一方、漢方薬は、個々の症状に合わせて処方を組むので、「体のだるさに41番の補中益気湯」と言った具合に、病名が決まらなくても処方構成を決める事は可能です。漢方医学は個々の体を診察したうえで、その人の症状、体質に合った処方を行い、人間に備わる治癒力を向上させ、体の内側から病気や体質を治す事を得意としています。いわゆる個々の患者さんに合わせたオーダーメイド治療といえるでしょう。

漢方薬って値段が高いってイメージなのですが?

昭和51年にエキス剤が保険適応になって以来、現在では約150種類のエキス漢方薬が健康保険適用の対象になっています。また煎じ薬に使用する生薬も150種類は保険収載されています。これらの薬でなじみのあるほとんどの病気に対応していると言えるでしょう。ただ、一般薬局で買う漢方薬は、健康保険がききませんのでご注意ください。

漢方薬って長い間飲まないと効き目がないのですか?

病気を治す薬と体質を整える薬によって違いがあります。風邪のときに飲むことが多い葛根湯(かっこんとう)は病気を治す薬なので、直後より効果の期待できるタイプの漢方薬だと思います。例えば慢性偏頭痛や生理痛、気管支喘息などの慢性炎症性疾患などは、病気を治す薬と体質を整える薬の両方を使いますので、飲み始めて半年―1年ぐらいしてから体調に変化が現れてくる場合もあります。個々の病態や患者さんの体質によって違うのでなんともいえないと思います。

副作用などありませんか?

西洋医学の薬剤のように人口的に合成されたものではなく、漢方薬を構成する生薬はすべて天然の植物や鉱物、動物などをもとにしていますが、やはり薬である事には違いはないので、副作用はあると考えておいた方がいいように思います。ですので、漢方薬を飲んだときに、動悸、下痢、胃もたれなど不快な症状や下肢のむくみや急激な血圧の上昇、などの症状が出た場合は服用を止めて、医師に相談することが大切です。

アレルギー体質なのですが?

蕎麦やゴマでアレルギーを起こされる方がおられるように、漢方薬も天然の生薬で構成されている薬である事には違いは無いので、漢方薬が原因でアレルギーを起こされる可能性はゼロではないように思います。アレルギーの既往がある方は必ず事前に医師に相談してください。

どのようにして漢方を決めるのですか?

漢方独自の診察法である四診(望聞問切)を行い、漢方薬を決定します。当院では、難しい漢方の概念を患者さんに分かりやすく説明するために、「6つの武器」という概念を作成しました。「足が冷えて、浮腫んで、痛む、体力のない男性患者さんの腰下肢痛」の治療は「暖める、浮腫みをとる、末梢循環を改善させる、体力をつける」アンチエイジング漢方薬を温服してもらいながら、場合によっては神経ブロックの併用をお勧めしています。

どんな病気でも漢方で良くなるのですか?

漢方医学にも、西洋医学にも得意―不得意、向き―不向きというものがあります。高血圧や糖尿病、高コレステロール血症などは、西洋医学を中心として、漢方医学を補助とした方がいいと思いますし、風邪や慢性頭痛、月経痛などは漢方医学を中心として、西洋医学を補助とした方がいいように思っています。当院では、漢方薬を併用した方がいいと思われる方には併用をお勧めしていますし、必要の無いと思える方には、お勧めしておりません。当然の事ですが、人によっての好みもありますので、たとえ併用をお勧めしても、必ず飲まなければならない物ではありませんのでどうぞご安心ください。

漢方薬と西洋薬の違いって何ですか?

西洋医学は解剖学、病理学、画像診断学、臨床検査医学に基づいた治療法であるため、病名が決まらない限り、治療法は決まりません。一方、漢方薬は、個々の症状に合わせて処方を組むので、「体のだるさに41番の補中益気湯」と言った具合に、病名が決まらなくても処方構成を決める事は可能です。漢方医学は個々の体を診察したうえで、その人の症状、体質に合った処方を行い、人間に備わる治癒力を向上させ、体の内側から病気や体質を治す事を得意としています。いわゆる個々の患者さんに合わせたオーダーメイド治療といえるでしょう。

漢方薬って値段が高いってイメージなのですが?

昭和51年にエキス剤が保険適応になって以来、現在では約150種類のエキス漢方薬が健康保険適用の対象になっています。また煎じ薬に使用する生薬も150種類は保険収載されています。これらの薬でなじみのあるほとんどの病気に対応していると言えるでしょう。ただ、一般薬局で買う漢方薬は、健康保険がききませんのでご注意ください。

漢方薬って長い間飲まないと効き目がないのですか?

病気を治す薬と体質を整える薬によって違いがあります。風邪のときに飲むことが多い葛根湯(かっこんとう)は病気を治す薬なので、直後より効果の期待できるタイプの漢方薬だと思います。例えば慢性偏頭痛や生理痛、気管支喘息などの慢性炎症性疾患などは、病気を治す薬と体質を整える薬の両方を使いますので、飲み始めて半年―1年ぐらいしてから体調に変化が現れてくる場合もあります。個々の病態や患者さんの体質によって違うのでなんともいえないと思います。

副作用などありませんか?

西洋医学の薬剤のように人口的に合成されたものではなく、漢方薬を構成する生薬はすべて天然の植物や鉱物、動物などをもとにしていますが、やはり薬である事には違いはないので、副作用はあると考えておいた方がいいように思います。ですので、漢方薬を飲んだときに、動悸、下痢、胃もたれなど不快な症状や下肢のむくみや急激な血圧の上昇、などの症状が出た場合は服用を止めて、医師に相談することが大切です。

アレルギー体質なのですが?

蕎麦やゴマでアレルギーを起こされる方がおられるように、漢方薬も天然の生薬で構成されている薬である事には違いは無いので、漢方薬が原因でアレルギーを起こされる可能性はゼロではないように思います。アレルギーの既往がある方は必ず事前に医師に相談してください。

どのようにして漢方を決めるのですか?

漢方独自の診察法である四診(望聞問切)を行い、漢方薬を決定します。当院では、難しい漢方の概念を患者さんに分かりやすく説明するために、「6つの武器」という概念を作成しました。「足が冷えて、浮腫んで、痛む、体力のない男性患者さんの腰下肢痛」の治療は「暖める、浮腫みをとる、末梢循環を改善させる、体力をつける」アンチエイジング漢方薬を温服してもらいながら、場合によっては神経ブロックの併用をお勧めしています。

どんな病気でも漢方で良くなるのですか?

漢方医学にも、西洋医学にも得意―不得意、向き―不向きというものがあります。高血圧や糖尿病、高コレステロール血症などは、西洋医学を中心として、漢方医学を補助とした方がいいと思いますし、風邪や慢性頭痛、月経痛などは漢方医学を中心として、西洋医学を補助とした方がいいように思っています。当院では、漢方薬を併用した方がいいと思われる方には併用をお勧めしていますし、必要の無いと思える方には、お勧めしておりません。当然の事ですが、人によっての好みもありますので、たとえ併用をお勧めしても、必ず飲まなければならない物ではありませんのでどうぞご安心ください。